10月25日(日)長崎チトセピアホールでの演奏会を無事終了してから、1か月がたちました。私達はまたそれぞれの日常を送っております。
当日は聴いてくださる皆様の暖かいお気持ちが、演奏している私たちにも伝わり、終演後もフワッと包み込んで頂いているような気持ちです。
残念だったのは、長崎南高校吹奏楽部の皆さんと共に舞台に立てなかったことです。本番の日を、日々楽しみにしておりましたが、一向にコロナは収束せず…。しかし、本番後、「私たちも皆さんと一緒に演奏している気持ちになり、涙がでました。」という感想を伺い、私たちも同じです。皆さんと一緒になって演奏していましたよ、と思いました。映像でしたけれど出演していただいて本当に良かった。今度は、ライブでご一緒してください。
コロナ禍の中での演奏会、という不安もございましたが、良い演奏会だったというお言葉に、開催させていただけて良かったという、感謝の気持ちでいっぱいです。
舞台上でお礼を申せなかったピアノ調律師の中村さん。リハーサル、本番と二日間に渡り、それは丁寧にピアノのコンディションを見てくださり、美しい音にしていただきました。映像を投影してくださった方々、ホールの方々、この演奏会に携わって下さった全ての方々に、心よりお礼申し上げます。
コロナ禍で、演奏会の在り方も変わりましたが、演奏する私たちの音楽に対する向かい方は何ら変わりはございません。皆さまに喜んでいただけますよう、これからも精進して参ります。また長崎で開催させていただき、皆様にお目にかかれますことを心より願っております。
田中洋太Presents4人の演奏家出演者一同